ゲストハウスをチェックアウトし、バ
スにて壬生へ。幕末の時代に新撰
組が屯所を構え、兵法の調練をした
という壬生寺を見学。境内には局
長・近藤勇の胸像や芹沢鴨らの墓
が残っていました。
壬生からは丹波口駅に向い、嵯峨
野線経由で京都駅へ。土産物を買
って京都をあとにし、東海道本線の
新快速に乗って三十五万石の城下
町・彦根へ。わずか45分で到着。駅
前に立つ藩祖・井伊直政公が筆者
を出迎えてくれました。早速彦根城
へ向います。国宝に指定されている
天守閣は貫禄充分。傍らで咲き誇る
二季咲の桜が見事な”和”を演出し
ていました。縄張りは大きく、中国の
瀟湘八景を模して造られたという庭
園・「玄宮園」や、幕末期に大老とし
て開国を断行し、桜田門外にて水戸
浪士に討たれた井伊直弼像など見
所は豊富です。
彦根からは一昨日とは全く逆のル
ートで東上開始。米原、大垣、豊
橋、浜松、沼津と小刻みに乗り換え
ます。小田原からは快速アクティー
に乗り、平塚で先行していた新宿湘
南ラインに追いつきました。そして夜
もすっかり更けた9時過ぎ、ようやく
渋谷に到着しました。
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