10月4日 ブリュッセル





<第八日>


 この日はまず、地下鉄でサンカントネール公園に向かいます。1905年、国王レオポルドT
世の命によって造られたという凱旋門が一際目立ちます。


 門をくぐり、自動車の博物館であるオートワールドへ。ここには各年代に作られたたくさんの
自動車が展示してありました。次に向かったところが王立軍事歴史博物館。ワーテルローの戦
いで使用された武器や、第一次及び第二次の各大戦で使われた戦闘機や戦車が非常に良い
状態で保存されていました。






ブリュッセルの凱旋門




オートワールドに展示されているルノー





王立軍事歴史博物館




EU本部のモダンな建物



 その後は徒歩で市の中心部へ。ここブリュッセルにはEU(欧州連合)の本部が置かれていま
す。その建物は大きく、とても近代的でした。


 さらに歩を進め、ベルギー随一の観光名所となっているグランプラスヘ。壮麗な歴史的建築
物がズラリと建並ぶその様は、どう形容していいのか分からないくらいです。かのヴィクトル・ユ
ーゴーをして「世界で最も美しい広場」と言わしめたのもうなずけました。


 その中でも特に代表的な建築物である王の家と市庁舎を見学。西洋の歴史や文化を実際に
目の当たりにするのはとても新鮮な気分でした。







グランプラス






こちらは「王の家」





 その後はかわいらしいマンネケン・ピス(小便小僧)やジャンネケ・ピス(小便少女)を見学。
荘厳さだけでなく、ここがユーモアにあふれた街であることも実感させられました。






マンネケン・ピス(小便小僧)




ジャンネケ・ピス(小便少女)