2月4日 →ブダペスト





<第五日>


 筆者を乗せた寝台車は朝9時半ごろ、ブダペスト東駅に到着。途中、国境を越えるたびにパ
スポートチェックがあって寝ていたところをおこされてしまった為、少々寝不足気味です。


 駅にて千円だけハンガリーの通貨「フォリント」に両替し(駅の両替所はあまり交換率がよくあ
りません)、地下鉄で街の中心部へ。マクドナルドで朝食をとり、そこでJ君と別れました。


 その後は8千円ほど両替を行い(1フォリント=約0.6円でした)、ブダペスト西駅近くのユース
にチェックイン。再び地下鉄に乗って英雄広場へ。ここには大天使ガブリエルを中心に、国家
建設に尽力した英雄たちの銅像が並んでいました。




ブダペスト東駅




英雄広場






宮殿のようなセーチェニ温泉

 英雄広場を後にし、宮殿のような外観が印
象的な「セーチェニ温泉」へ向かいました。


 そう、ハンガリーはなんとヨーロッパきって
の温泉大国なのです。ただし、温泉とは言っ
ても水着は着用。大小さまざまの温水プール
やサウナなどがある「健康ランド」といった所
でしょうか。



 しかし、風呂といえばシャワーぐらいしかな
いヨーロッパの風呂事情を考えれば、実に有
り難い施設です。
 さっぱりした後は再びユースへ戻って一休みし、日もたそがれる頃地下鉄で再度街の中心部
へ。しばらく歩けばそこはもうドナウ川。王宮のある対岸のブダと、市街地のあるペストを結ぶ
「くさり橋」が、その姿を現わしていました。

 1849年に造られたこの橋によって、二つの街はひとつ(ブダペスト)になったそうです。ライト
アップされたその橋は、とても幻想的で、思わず時間がたつのを忘れてしまいました。




ライトアップされた姿が印象的な「くさり橋」




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