![]() 9月14日 延岡−臼杵−大分−別府〜
昨日に引き続いての雨中スタート…。憂鬱な気分のまま、R10を走り出します。 西南戦争の
史跡が多く残る北川町をパス。さらに宇目町から大分県に入ります。雨のほうは強く降ったり 弱くなったりと一進一退の状況。やがて野津町よりR502に入り臼杵市へ。そして山肌に刻まれ た約60体の石仏が並ぶ「臼杵石仏」を見学。端正な顔立ちの大日如来。張り詰めていた神経 が、フッと和む瞬間です。
臼杵からは県道を通って大分市に入り、やがて再びR10に。そして大分米良ICより大分自動
車道を走って別府市へ。言わずと知れた我が国屈指の温泉の街。雨はもう、だいぶ小降りに なっていました。観光名所の「地獄巡り」を楽しみます。 ○坊主地獄…ブクブクと湧き出す熱泥からこの名称が。ここだけ別料金。
○海地獄…神秘的なコバルトブルーは硫酸鉄の作用によるもの。
○山地獄…ゾウやカバなどが飼育され、内部はほとんど「ミニ動物園」。
○カマド地獄…岩の隙間から噴出す蒸気がカマドの様であることからこの名が。
○鬼山地獄…多種類のワニが飼われている「ワニ園」。
○金竜地獄…立ち昇る蒸気が、あたかも空に舞い上がる竜の姿の様に見える(らしい?)
○白池地獄…噴出した熱湯が冷やされることによって白濁し、乳白色に。また、ピラニアやピ
ラルクなど、世界中の珍しい魚が数多く飼育されています。 ○血の池地獄…池の中に沈殿した粘土が、酸化マグネシウムの影響によって赤く染められた
様に見えます。 ○竜巻地獄…ほぼ一定の間隔を置いて、熱湯が勢い良く飛び出す間歇泉。
「地獄巡り」を終え、別府港のフェリーターミナルへ。ここから瀬戸内海航路の大阪行きフェリー
に乗ります。素早く手続を終え、乗船開始。6日間と、やや駆け足で回った九州に別れを告げ ました。
![]() |