![]() 9月19日 室戸−日和佐−徳島〜和歌山−粉河
朝9時頃、ライダーズインを出発。「室戸スカイライン」を走り、室戸岬へ。このスカイライン
は、山の尾根づたいを縦貫している道なので、走っているとここが太平洋に突き出している岬 であることがとても良く分かります。程なく先端部分に到着し、維新の志士・中岡慎太郎の銅像 にご対面。竜馬と共に日本の近代国家建設のため、短い生涯を駆け抜けた慎太郎は、ここか ら程近い北川村の出身だそうです。 室戸岬からはR55を北上。東洋町を過ぎ、宍喰から徳島県に入ります。やがて牟岐町にて国
道を離れ、南阿波サンラインへ。既に9月も半ばを過ぎたとはいえ、南国特有のきらめく日差し が路面を照らします。海を隔てていくつかの小島の姿も見えました。 快適なサンラインを走り 終え、日和佐町にて再びR55に合流。その後は県道、R195等を経由して徳島市に到着。この 街のシンボルであり、かつて万葉集にも歌われた眉山(びざん)に登ります。標高が290mもあ るということで、さすがに眺めが抜群。四国一の大河・吉野川も見えました。 眉山を後にした筆者は、徳島のフェリーターミナルに到着。素早く手続を終え、乗船。ここか
ら和歌山まで、2時間の船旅です。一緒に乗り合わせた、偶然にも筆者と同じDFに乗る大阪の ニイチャンと、ジュースを飲みながら語り合います。全国のいろいろなライダーと話しをするの も、ツーリングの大きな楽しみの一つでしょう。そうこうしているうちに船はあっけなく到着。さ あ、本州に帰ってきたぞ!フェリーターミナルにて大阪のDF氏と別れ、和歌山城へ。 ここ和歌山は、尾張、水戸と並ぶ御三家の一つ。八代将軍となった吉宗公は、ここ紀州徳川
家の出身です。
吉宗縁りの城をあとにし、R24を東へ。途中、国道沿いの回転寿司で夕食を食べているうち
に、辺りはすっかり暗くなってしまいました。キャンプをしようとも考えましたが、とても今からキ ャンプ場を探す気にもならず、粉河町のビジネスホテルに宿を取りました。
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