11月26日 那覇〜名瀬





 朝8:00に那覇を発つフェリーに乗るため、いつもより若干早起きし、出発。乗船手続きを済
ませ、2等和室へ。この日は日中の間、ずっとフェリーでの移動に費やさなければなりません。
ほどなくしてフェリーは出港、さまざまな思い出をくれた沖縄に別れを告げます。伊江島沖を通
過するときに見えたタッチュウが、とても名残惜しかったです。


フェリーはお昼過ぎに、まず一つ目の寄港地・与論島に到着。辺戸岬からも見ることができる
この島は、沖縄本島とはわずか28kmしか離れていません。14〜15世紀頃までは琉球の北
山王朝の支配下に置かれていたということもあり、琉球文化の影響を、今日でも強く残してい
るそうです。


 次にこの船が寄港した所が沖永良部島。花卉農業が盛んなこの島は、ユリの産地として有
名。また、東洋随一とも称される鍾乳洞があることでも知られています。


徐々に日が傾き始めた午後5:00頃、三たび寄港した島が徳之島。闘牛が盛んな事で知られ
るこの島には、西岸の犬田布岬に、沖合い約40kmで沈没した戦艦大和の慰霊碑があるとの
事です。






与論島



沖永良部島






徳之島
 与論島、沖永良部島、徳之島… 今回これらの島々には「上陸」は果たせませんでしたが、いつの日かきっと訪れ、それぞれの島が持つ歴史や文化を、肌で体験したいと思います。


そして、陽もとっぷりと暮れた午後9:00過ぎ、フェリーはようやく奄美大島の名瀬港に到着。下船後、予め船内にて予約を入れておいたホテルにチェックインします。明日からの奄美大島ツーリングに胸をトキメかせながら、しばしの眠りにつきました。
















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