![]() 1月29日 アテネ→ミコノス
<第十日>
その後フェリーはケア島、キソノス島といった、ミコノス島などと共に形成するキクラデス諸島
の魅力的な島々を横目で眺めつつ、お昼過ぎに第一の寄港地であるシロス島に着岸しまし た。丘の上に建つ教会がとても印象的な島です。 続いてPM1:00、今度は小ぶりな港が落ち着いた雰囲気を醸し出すティノス島に寄港。何人
かの乗客が下船していく姿を見送りました。
そしてようやくPM1:45、最終寄港地であるお目当てのミコノス島に到着。やはり、どうやら乗
客の殆どはここが目的地だったようです。 筆者も大勢の乗客らと共に下船し、港付近をしばらく歩きます。するとホンダの中型スクータ
ーに乗った恰幅の良いオジサンが「泊まる所をさがしているのか?」と声をかけてきました。そ うだと答えると「ウチのホテルに来ないか?一泊30ユーロ(約4,800円)だ」と言ってパンフレット を見せてくれました。 港にも近いし部屋も良さそうだったのでそこに決めることにしました。バイクのタンデムシート
に跨り、二人乗りでホテルに向かいます。ホテル内にあった料金表を見てみると、夏場には3 倍もの料金になるようです。本来なら冬はクローズするそうですが、今年はヨーロッパもご多分 に漏れず記録的な暖冬であり、ソコソコお客が来るので部分的にオープンしているとのことで す。 いくつかの部屋は改装中でしたが、紹介された部屋はメンテナンスが行き届いており設備も
綺麗でした。 これなら今回の旅行における一泊の最高額(30ユーロ)を払っても充分に納得です。
ここミコノスも、シャッターチャンスにはこと欠かない所です。真っ青なエーゲ海とそれに映え
る純白の建築物とが、見事なまでのコントラストを描き出していました。 ![]() 真っ青な海に白亜の建物群が映える これぞエーゲ海! ひとしきり撮影を終え、ホテルに戻ります。シャワーを浴びてさっぱりとし、一休みした後に夕
飯を食べにレストランへ。ビール一杯とピザを頼んだだけでしたが、しっかり10ユーロも取られ ました。 この島が「観光地」であることを思い出した瞬間でした。(汗)
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