2月18日 シドニー→ウェリントン





<第二日>


 前日の寝不足を補うため、午前10時にゆっくりと起床。軽く食事を済ませ、ユースをチェック
アウトしてシドニー・セントラル駅へ向かいます。切符を購入して電車に乗り込み、マクドナルド
タウンという駅にて下車。そして10数分歩いた所にあるシドニー大学へ。1850年開校というオー
ストラリア最古を誇るこの大学は、広大な敷地の中にいくつものキャンパスを備えています。歴
史を感じさせる校舎も風格充分。敷地内にはアート・ギャラリーやマクレー博物館など一般の
人々が無料で見学できる施設も設けられています。日本の大学の、どことなく堅苦しい雰囲気
とは大違いです。




シドニー・セントラル駅




シドニー大学の風格ある校舎




キャンパス内にあるアートギャラリー




メトロライトレールは市民の足

 

 キャンパス内にて食事を済ませ、その後は地図と睨めっこしながら徒歩にてメトロライトレー
ルのグリーブ駅へ。見知らぬ街を歩く時、筆者はいつも太陽のある方角を参考にしています
が、ここオーストラリアのような南半球の場合、北側より陽が当たるため影の向きが南北逆に
なるので注意が必要です。


 何とか駅に到着し、やってきたメトロライトレール(路面電車)に乗り込みます。社内にて係員さ
んより切符を買うというやや懐かしいシステムの乗り物でした。程なくしてピアモントベイ駅に到
着し、下車。駅のすぐ前に建つ巨大なアリーナのような建物が、オーストラリア国立海洋博物
館。広い館内には、海洋国家に相応しく船舶に関する展示物が目白押し。先住民族・アボリジ
ニに関するコーナーも設けられていました。




国立海洋博物館




アボリジニのコーナー

 

 博物館をあとにし、ハーバーサイドよりモノレ
ールに乗車。1988年、建国200周年を記念して
開通したというこの乗り物は観光客に人気が
あります。
 グラウンドレベルより数メートル高い視点か
ら望むシドニーの街並も、また新鮮です。




観光の名物にもなっているモノレール 



 その後は再びシドニー・セントラル駅に戻り、昨日同様エアポートリンクにてシドニー空港へ。


 次なる目的地はタスマン海を挟んだ3000kmの彼方、ニュージーランドの首都・ウェリントン。


チェックインを済ませ、搭乗時刻を待ちます…。しかし何と1時間以上の遅延が発生し、出発が
大幅に遅れてしまいました。そのため、ウェリントンへの到着も予定時刻を遥かにオーバーす
る午前1時。その上荷物の検査が思いのほか厳しく、空港を出る頃には心身とも疲れ切ってし
まいました。


 それでも運良くタクシーが拾え、街中にあるユースへ直行。深夜にもかかわらず筆者を暖かく
迎えてくれたダウンタウン・バックパッカーズのクラークのオジサン、誠にありがとうございまし
た!







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