12月29日 ホーチミン→シェムリアップ





<第ニ日>


 ゆっくりと食事をとった後、ホテルを出発。建物より一歩外へ出ただけでムッとする様な暑さ
が襲い掛かってきます。日本とは温度差が大分あるので注意が必要です。


 夕べのドンチャン騒ぎは収まったものの、街中は常にバイクの列が絶えません。交通ルール
など、あって無いようなものです。道路を渡る時はバイクにぶつからないよう、気をつけなけれ
ばなりません。


 特に交通量の激しいファングーラオ通りを抜け、ベンタイン市場へ足を運びます。ここは雑貨
や香辛料、衣類などありとあらゆる物が揃っています。筆者もひと通り市場内をひやかし歩き
ましたが、この日も大勢の人手で賑わっていました。




交差点でのバイクの群れ



ベンタイン市場


 市場からは、ここから程近いベンタイン・バスターミナルへ。再び空港へ戻り、カンボジアのシ
ェムリアップへ飛ぶためです。少々時間的には早かったのですが、あまりの暑さに季節外れの
「夏バテ」気味になりました。


 空港に到着し、冷房の効いたロビーでようやく人心地。チェックインを済ませ、軽い食事を取
った後にベトナム航空の旅客機に搭乗開始。ホーチミンからは僅か一時間程の短いフライトで
す。ゆっくりとする間もなく、飛行機はシェムリアップ空港へ到着。雨上がりのせいか、強い暑さ
は感じられず、とても爽やかな感じです。巨大な寺院風の空港ターミナルビルは2006年に建造
されたとのことで、新しく雰囲気も抜群。ここで早速記念撮影をする乗客の姿も見受けられまし
た。




寺院風のシェムリアップ空港



ベトナム航空の旅客機


 ベトナムと違い、ここカンボジアは入国にあたりビザが必要です。入国時に空港で取得するこ
とも可能だそうですが、筆者は予め日本で取得しておいたので、スムーズに入国することが出
来ました。


 空港内にあるロビーでタクシー(5$)を頼もうとしたところ、一人ならバイクタクシー(2$)で充
分だろうと言われた為、バイクのリアシートに跨って市内に向かいます。筆者もかつてはライダ
ーとして日本国中をくまなく回ったものですが、リアシートに乗った事はほとんど無かったので、
少し緊張しました。


 ここカンボジアは、70年代から80年代まで続いた内戦の影響のためか、道路などのインフラ
整備が遅れており、路側帯などは舗装が途切れてしまっている所もかなり多く見受けられまし
た。


 リアシートに揺られること約30分、バイクはようやくホテルに到着。そこで筆者はバイクの運
転手と、明日一日の専属ドライバー契約(?)を結び(20$)、彼と別れました。








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