12月31日 シェムリアップ→ホーチミン





<第四日>


 朝9時頃起床。軽く食事を取り、シェムリアップの市内散策に出かけます。ホテルには無料の
レンタサイクルがありました。一台借り受け、出発。シェムリアップ川を越え、オールドマーケッ
トのある市の中心部へ。ホテルより10分もかからないうちに到着しました。





 近年、観光客の姿も大分目立つようになってきたこの市場は、長い歴史とかなりの規模を誇
ります。フランス植民地時代に建てられた建物もまだ多く残っており、バラック風の建物とのミ
スマッチもまたユニーク。新鮮なフルーツが山と積まれた、まさしく"アジア的"な果物屋が印象
に残りました。




シェムリアップ・オールドマーケット



まさしく「アジア的」といった果物屋


 アンコールワットという世界的な観光地をすぐ隣に控えたこのシェムリアップですが、足早に
通り過ぎてしまうのはあまりにもったいないですね。一度腰を落ち着け、ゆっくりと「アジアの風」
を感じてみるのも面白いのではないかと思いました。


 マーケットをあとにしてホテルへ戻ります。


そろそろ空港へ向かう時間でした。


 ホテルでは昨日、一昨日と筆者の足として働いてくれたバイクタクシーのニイチャンが待っていてくれました。


 チェックアウトを済ませ、彼のタンデムシートに跨ります。乾いたエンジン音と共にシェムリアップ空港へ。


 彼には最終日ということでチップ分を含め5$を払ってあげました。




お世話になったバイクタクシーの運転手


 手続きを済ませ、ベトナム航空の飛行機で二日ぶりにホーチミンへと戻ります。宿探しを始
めましたが、大晦日のこの日は観光客も多いようでなかなか空いているところが見つかりませ
ん。何度も探し回った挙句、ようやく見つかったところが一泊25$の真新しいホテルでした。部
屋も広く綺麗でエアコン、バスルーム、テレビ、冷蔵庫などどれをとってもパーフェクト。25$と
いえば日本円では2,500円足らずですが、ベトナムではかなりの高額らしく、宿泊客は白人を中
心とした外国人観光客ばかりでした。


 物価安のおかげで、少しばかりゴージャスな気分で2008年最後の夜を迎えることができまし
た。








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