1月2日 ホーチミン⇔メコンデルタ





<第六日>


 朝7時、目が覚めます。休日にしては大分早めの目覚めですが、窓の外を走り回るバイクの
音でどうにも寝られなくなってしまったようです。


 身支度を整え、とある旅行会社へ向かいます。到着してみると、そこには数台のバスが道路
脇に止めてあり、傍らでは大勢の観光客がたむろしていました。筆者も自分が乗るバスを見つ
け、乗車します。チケットは昨日、ブンタウから戻った後に購入しておきました。


しばらくしてバスは発車。相変わらず道路はバイクの交通量が凄まじいです。行けども行けど
も前後をバイク群に取り囲まれているような状態で走り続けました。





 そして約2時間の後、バスはメコンデルタの街のひとつ、ミトーに到着。ここでバスを離れ、ボ
ートに乗り換えます。メコン川に漕ぎ出しましたが、さすが東南アジア屈指の大河であるこの川
は川幅がとても広いです。大型のタンカーやフェリーが悠々と行き来していました。




ボートでメコン川へ



メコンの大河を行きかうフェリー


 ボートはやがてメコン川を渡り切り、入り組んだ水路に入って行きました。ここでさらに手漕ぎ
の丸木舟に乗り換えます。気分はジャングル探検隊です。鬱蒼とした木々の中を進んでいく
と、小船はジャングル内の船着場に着きました。ワイルド感はますます高まってきます。日本で
は見かけないような、大きな実のなった木も至る所に密生していました。




細い水路を小船で進む



南国特有の珍しい木


しばらくするとある小さな集落に到着。ここでランチタイムとなったのですが、お肉に春巻き、白
いご飯といったシンプルなメニューながらなかなかGOODでした。


 ここで一行はさらに民俗音楽の演奏を楽しんだり、併設された土産物屋でのショッピングをし
たりして時間を過ごしました。




お待ちかねのランチタイム



民俗音楽の演奏を楽しむ


 僅か半日のメコンクルーズではありましたが、普段ではなかなか味わえないネイチャートリッ
プを体験でき、とても有意義なツアーでした。








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