![]() 6月20日 ストックホルム〜
<第五日>
![]() ▲ストックホルム市庁舎内の「黄金の間」。毎年、ノーベル賞の祝賀晩餐会が開かれる 市庁舎を後にし、昨日同様ガムラ・スタンへ足を運びます。
ここストックホルムには、18世紀に建造されたという大変立派なスウェーデン王宮があり、内
部には博物館等も設けられています。 王宮の中庭に回り込むと、そこには大勢の人だかりができていました。間もなくすると鼓笛隊
の演奏と共に、衛兵の一団が現れました。 ここストックホルムにもロンドン等と同様、衛兵の交代式があります。
勇壮な音楽のリズムに合わせ、入場してくる兵隊たちの姿は実に凛々しいと思いました。
昨夜宿泊したここノルディック・シー・ホテルには、話題の「アイスバー」があるのです。
筆者も頭からすっぽりと防寒着をかぶり、いざ店内へ。内部は気温摂氏・マイナス5度に保た
れており、寒い! カウンターテーブルやイスは、すべて氷でできています。ドリンクを注ぐグラスももちろん氷。
淡いブルーの光も演出効果抜群。とても不思議な体験ができて、面白いと思いました。
広い船内をそぞろ歩いているうちに夕食の時間となった為、レストランへ。
この夜のディナーは北欧名物「スモーガスボード」。
フレッシュな野菜やサーモン、エビなど見た目にも美しいこの料理は味も絶品。おかわりも自
由なのでついつい食べ過ぎてしまいます。
腹を満たし、キャビンに戻って小休止。ひと眠りして目が覚めたら、時計の針はAM1時を回っ
ていました。カメラをもってデッキへ出ます。 この時期の北欧はまさに白夜の季節。遥か彼方には、完全に沈むことのない太陽が、バルト
海の海を、鮮やかな葡萄酒色に染めていたのでした。 ![]() ▲完全に沈むことのない「白夜」の太陽が、バルト海を染めていた (午前1時過ぎ、デッキより撮影)
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