6月21日 〜タリン〜ヘルシンキ





<第六日>





▲スウェーデンとエストニアには1時間の時差がある



▲そのため、船内の時計は短針が二つ


 昨日乗船したスウェーデン・ストックホルムとエストニアとの間には、1時間の時差がありま
す。その為筆者は、自分の腕時計の針を1時間進めました。


 そして筆者を乗せたバルチック・クィーン号は、エストニア時間のAM10時、定刻通り目的地の
タリン港に着岸。ここタリン港は規模が大きく、いくつかの船会社が定期航路を持っています。


 そのうちの一つ、リンダ社のオフィス内にあるコインロッカーに荷物を預け、街自体が世界遺
産に登録されているタリン旧市街へ。


 「太っちょマルガリータ」の愛称を持つ海洋博物館の建物が、海からの旅行者を迎えてくれま
す。




▲「太っちょマルガリータ」の愛称を持つ



海洋博物館



▲ヴィル門より旧市街を望む
 タリン大聖堂やアレクサンドル・ネフスキー寺院、トームペア城などの歴史的建造物を目の当
たりにしながら旧市街をそぞろ歩くと、まるで自分が中世の時代へ迷い込んだような錯覚を覚
えました。

 この旧市街を取り囲むようにして建つ城壁も、所々登れる所があり、中世の雰囲気をさらに
高めてくれます。



▲タリン大聖堂



▲旧市街を取り囲む城壁



▲アレクサンドル・ネフスキー寺院



▲トームペア城
 街歩きが一段落した所で、お待ちかねのラ
ンチタイム。





 ヴィル門から旧市街の中心部・ラエコヤ広
場にかけては洗練されたカフェやレストランが
建ち並んでいます。






 そのうちの一つに入り、白身魚のフライと茹
で野菜に舌鼓。バルト海の幸に感謝します。



▲白身魚のフライと茹で野菜


▲世界遺産・タリン旧市街の中心地、ラエコヤ広場





その後は名残を惜しみつつ旧市街に別れを告げ、タリン港へ戻ります。


 ここから新たに乗る船は、真っ赤なボディが目にも鮮やかなリンダ・ラインの高速艇。海面を
滑るように進んでいきます。わずか約1時間半後には、国境を越えてフィンランドのヘルシンキ
港に到着しました。





▲リンダ・ラインの高速船でフィンランドへ



▲こちらはヘルシンキ市営フェリー


 ここでまた船を乗り換え、ヘルシンキ市営フェリーにてフィンランド湾に浮かぶスオメンリンナ
島に向かいます。


 ここには18世紀、この地を支配していたスウェーデン軍によって築かれた世界遺産・スオメン
リンナ要塞があります。





▲世界遺産・スオメンリンナ要塞





▲スオメンリンナ博物館
 もちろん現在はその役目を終えています が、台座に鎮座した巨大な大砲は、古来よ りこの地が、軍事的にいかに重要であった かを雄弁に物語っていました。


 島内は博物館や散策路なども整備され、 国内外より訪れる観光客も大勢います。





 スオメンリンナを後にし、再びフェリーでヘ ルシンキ市内に戻ります。



 ヘルシンキ中央駅近くのアンティークなホ テルにチェックインし、そこから程近い大型 のショッピングセンターへ。


 ここフィンランドは世界的に人気を博したTVアニメ「ムーミン」の生まれた地。センター内の
「ムーミンショップ」は格好のお土産スポットです。


 さらに筆者は地下にあるフードコートでシーフードパスタを注文。ここでも「バルト海の恵み」を
腹一杯満喫したのでした。





▲人気のムーミンショップ



▲シーフードパスタ





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